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2010年12月22日

第3回PHPでサイト更新を楽にする(その2)

PHPには、いろいろな処理をする関数(やりたいことを簡単するためのものくらいで覚えてください)というものがあります。
これをうまく利用していけば、複雑な処理をすることができます。
ただ、私も含め初心者には難しいので、必要なものだけをその都度調べて覚えていけばいいと思います。

また、この関数を組み合わせたりして、ユーザー定義関数(まぁ自分だけのオリジナルの関数とでも覚えればいいでしょう)を作ることができます。
この部分にサイト更新を楽にする方法がかくされているので、私がやっている方法を説明していきたいと思います。

ここで利用するのが「require_once」という関数と、ユーザー定義関数を作るための「function」の2つです。

require_once・・・これは、別のファイルを読み込んで利用
function・・・自分だけのオリジナルの関数を作るのに利用

じゃぁいったいこれらを利用して何すれば楽になるの?
サイトのよく更新する部分だけを他のファイルに用意し、それをそれぞれのページに表示させるようにする!
そうすれば、実際のサイトを更新する際には、もとのファイルだけを書き直せば更新されるということになり、いちいちすべてのファイルを触る必要がなくなります。
こんな説明じゃイメージわかないかな?
ってことで、実際の例で説明していきましょう。

まず、最初に更新作業をしたい2つのページがあるとします。
下記のように作成します。

samplehyoji_04_01.php で保存する(表示例
<?php
require_once( "./hyojidata_04.php" );
$title = "表示例1/第3回PHP講座|PHPでサイト更新を楽にする(その2)";
$description = "表示例1/外部ファイルを読み込んで表示させる";
$keywords = "PHP,ホームページ,作成,更新,楽,簡単";
?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" />
<meta name="description" content="<?php echo($description); ?>" />
<meta name="keywords" content="<?php echo($keywords); ?>" />
<meta name="robots" content="index,follow" />
<title><?php echo($title); ?>;</title>
</head>
<body>
<?php
MainHyoji_01();
?>
</body>
</html>

samplehyoji_04_02.php で保存する(表示例
<?php
require_once( "./hyojidata_04.php" );
$title = "表示例2/第3回PHP講座|PHPでサイト更新を楽にする(その2)";
$description = "表示例2/外部ファイルを読み込んで表示させる";
$keywords = "PHP,ホームページ,作成,更新,楽,簡単";
?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" />
<meta name="description" content="<?php echo($description); ?>" />
<meta name="keywords" content="<?php echo($keywords); ?>" />
<meta name="robots" content="index,follow" />
<title><?php echo($title); ?>;</title>
</head>
<body>
<?php
MainHyoji_02();
?>
</body>
</html>

この「samplehyoji_04_01.php」「samplehyoji_04_02.php」というページは、別々のページですので、表示させたい中身が違います。

次に下記のファイルを用意します。

hyojidata_04.php で保存する
<?php
function MainHyoji_01(){
?>
<h1>表示例1/第3回PHP講座|PHPでサイト更新を楽にする(その2)</h1>
<h2>表示例1/外部ファイルを読み込んで表示させる</h2>

<?php
}
?>
<?php
function MainHyoji_02(){
?>
<dl>
<dt>表示例2/第3回PHP講座|PHPでサイト更新を楽にする(その2)</dt>
<dd>表示例2/外部ファイルを読み込んで表示させる</dd>
</dl>

<?php
}
?>

「samplehyoji_04_01.php」「samplehyoji_04_02.php」の中身というのは、<body></body>で挟まれた部分となりますが、
「samplehyoji_04_01.php」では、MainHyoji_01();
「samplehyoji_04_02.php」では、MainHyoji_02();
を表示させるということになります。

オリジナルの関数は、hyojidata_04.phpのfunction MainHyoji_01(){ }の部分のように、{ }の中に実行したい内容を記述することで利用できます。
その作成した関数を実行する部分が「MainHyoji_01();」「MainHyoji_02();」をいう記載で実行されます。

ただ、ここで説明しているオリジナルの関数は、実際に表示するサイトとは別のファイルに記載しておりますので、そのファイル自体を読み込んでやる必要があります。
それが、
require_once( "./hyojidata_04.php" );
の部分になります。

外部から読み込んで、実行する
ということは、外部のファイルの内容を変えれば、実行されているサイトと内容も変えることができるということです。
上記の例だと、hyojidata_04.phpのファイルだけを更新すれば、2つのページが更新されるということになり、更新作業が楽になりますよねー。



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